A. ランゲ&ゾーネ ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン 740.056

A. ランゲ&ゾーネ ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン 740.056

Ref. 740.056
ケース径:41.5mm
ケース厚:14.6mm
ケース素材:ホワイトゴールド
ストラップ:ダークブラウンの手縫いアリゲーター、ホワイトゴールド製フォールディングバックル
ムーブメント:手巻き、Cal.L952.2(ランゲ自社製、ランゲ最高品質基準準拠、手作業による組立ておよび装飾、五姿勢調整済み、素材の特性を生かした洋銀製の地板および受け、ハンドエングレービング入り中間車およびトゥールビヨン受け)、59石(うち1石はダイヤモンド受け石)、ビス留め式ゴールドシャトン 5(うち1石はダイヤモンド受け石)、毎時18,000振動、50時間パワーリザーブ(完全巻上げ状態)
仕様:時、分およびスモールセコンドによる時刻表示、特許技術ストップセコンド機能搭載トゥールビヨン、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター搭載フライバック・クロノグラフ、タキメータースケール、アウトサイズデイト、曜日・月およびうるう年表示付き永久カレンダー、デイ・ナイト表示、ムーンフェイズ表示、パワーリザーブ表示 操作系 ゼンマイ巻上げおよび時刻調整用リューズ、クロノグラフ操作用ボタン2個
限定:100本

 ブラックダイヤルにプラチナケースを収めた100本限定の第一弾に続き、ホワイトゴールドケースにピンクゴールドダイヤルを組み合わせたこの新バリエーションも製作数100本の限定モデルです。直径41.5 ミリのホワイトゴールド製ケースとロディウム仕上げのゴールド製針とアプライドインデックスが醸し出すクールな印象を、温かみのあるピンクゴールドカラーで和らげています。A.ランゲ&ゾーネでは、コレクションのモデル数をあえて増やさない方針を取っていますが、その中にあって、このモデルはコレクションに心地よいニュアンスを添えてくれます。

 ランゲ自社製キャリバーL952.2 ムーンフェイズ、曜日および月を調整するには、三つの埋込み式調整ボタンを操作します。カレンダー表示要素すべてを一斉に進めるのは、10時位置のワンタッチ調整ボタンです。サファイアクリスタルのシースルーバックからは、729個の部品で構成される自社製キャリバーL952.2が見えます。その複雑極まるムーブメントの隅々にまで手作業で施された美しい仕上げ装飾は、機械式時計製作技法の限界を何度も定義し直すA.ランゲ&ゾーネの気概を反映するものです。

ブライトリング クロノマット41 かなり固いリューズの操作感 〜個体差が大きいのかも〜

ブライトリング クロノマット41 かなり固いリューズの操作感 〜個体差が大きいのかも〜

さて、今回はブライトリングのクロノマット41のインプレッションの最終回、使ってみた感触です!!

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単純なギラギラデザインは好みが分かれるものの、その実はかなり熟成された技術が光る成熟したクロノグラフであるクロノマット41・・・

使ってみてどのような感触なのかも気になりますね。

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ベゼルは回転ベゼル。 「カリカリカリ・・・」という乾いた感触とともに回転します。 特にスムーズであるとも感じませんし、硬すぎる感じでもありません。

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回転ベゼルには上の画像のように12時、3時、6時、9時の位置に少し傾斜をつけてエッジを立てるようにした出っ張りがあり、ここに指を引っかけて回すと回しやすいようにできています。

でも・・・、僕はここに指を引っかけて回すと、その出っ張りの角が痛く感じました(笑)

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リューズはねじ込み式なので、まずリューズを回してロックを解除。 それからリューズを回してゼンマイを巻き上げていきます。

巻き上げる時の刻みの感触に特筆すべきポイントはないのですが、この個体に関してはその手応えが非常に固いです。

以前に同じくcal.01を搭載したナビタイマーを触った時は、それほど固い感触ではなく、むしろ柔らかくまろやかに感じたのですが、この個体の場合は回す指が疲れてくるほど固いのです。

ロレックスやIWCは、このような個体差を感じることがあまりないと思えます。

かなり品質を向上させてきたブライトリングですが、次はこういったところがポイントになってくるのかもしれません。

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このクロノマット41が搭載しているcal.01の目玉機能の一つが、常時変更可能である日付表示ですね。

通常の時計では、夜8時ごろから明け方の4時まで日付変更はご法度です。 この時間帯の間に無理やり日付を変更すると、機構にダメージを与える恐れがあります。

しかし、このクロノマットの場合は上の画像のように明け方の3時に日付を変えても何の問題もありません。

ねじ込みロックを解除してからリューズを一段引き出し、回すといつでも日付を変更することができるのです。

これは思ったよりも便利です。 思い立ったら日付変更(笑)