ブライトリング クロノマット41 かなり固いリューズの操作感 〜個体差が大きいのかも〜
さて、今回はブライトリングのクロノマット41のインプレッションの最終回、使ってみた感触です!!
単純なギラギラデザインは好みが分かれるものの、その実はかなり熟成された技術が光る成熟したクロノグラフであるクロノマット41・・・
使ってみてどのような感触なのかも気になりますね。
ベゼルは回転ベゼル。 「カリカリカリ・・・」という乾いた感触とともに回転します。 特にスムーズであるとも感じませんし、硬すぎる感じでもありません。
回転ベゼルには上の画像のように12時、3時、6時、9時の位置に少し傾斜をつけてエッジを立てるようにした出っ張りがあり、ここに指を引っかけて回すと回しやすいようにできています。
でも・・・、僕はここに指を引っかけて回すと、その出っ張りの角が痛く感じました(笑)
リューズはねじ込み式なので、まずリューズを回してロックを解除。 それからリューズを回してゼンマイを巻き上げていきます。
巻き上げる時の刻みの感触に特筆すべきポイントはないのですが、この個体に関してはその手応えが非常に固いです。
以前に同じくcal.01を搭載したナビタイマーを触った時は、それほど固い感触ではなく、むしろ柔らかくまろやかに感じたのですが、この個体の場合は回す指が疲れてくるほど固いのです。
ロレックスやIWCは、このような個体差を感じることがあまりないと思えます。
かなり品質を向上させてきたブライトリングですが、次はこういったところがポイントになってくるのかもしれません。
このクロノマット41が搭載しているcal.01の目玉機能の一つが、常時変更可能である日付表示ですね。
通常の時計では、夜8時ごろから明け方の4時まで日付変更はご法度です。 この時間帯の間に無理やり日付を変更すると、機構にダメージを与える恐れがあります。
しかし、このクロノマットの場合は上の画像のように明け方の3時に日付を変えても何の問題もありません。
ねじ込みロックを解除してからリューズを一段引き出し、回すといつでも日付を変更することができるのです。
これは思ったよりも便利です。 思い立ったら日付変更(笑)